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ジェシー・サリスベリー (アメリカ合衆国)2004 |
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人は得てして、石は固く永久に動くことのないものだと思いがちです。しかし、ひとりの作家として絶えず石と向き合い、いかにして破片と塵に変えていこうかと試行錯誤していると、石を理解しその弱さを知り、やがて動き、形を変え、石が望んでいる屈折した形を知るのです。私はこの作品を航海者と名付けました。石を彫り進む作業は、一つの石の無限に広がる可能性を行く旅であり、私はその旅の案内人なのです。
作品中央の石の重なりは、山の小道に現れる標石をおもわせます。
この彫刻は、忘れられた文化の痕跡か、もしくは未来への道しるべなのかもしれません。 |
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1972 |
アメリカ メイン州生まれ |
1995 |
コルビー大学 卒業 |
1999 |
個展 (メイン州 タンクリバー・スカルプチャー・アンド・ガーデン) |
2001 |
グループ展 (アトランティック大学) |
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宮崎空港現代彫刻展 |
2002 |
過去・現在・未来展(メイン現代芸術センター) |
2003 |
ラウンドトップ芸術センターメンバーズエグジビジョン
(メイン州 ダマリスコッタ) |
2004 |
テ・クペンガ国際石彫シンポジウム (ニュージーランド) |
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ニューイングランド大学野外彫刻招待出品展 (メイン州 ポートランド) |
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H=2,900mm W=800mm
D=1,700mm
白御影石・黒御影石 |
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