那須野が原国際彫刻シンポジウム
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那須野が原国際彫刻シンポジウム

実行委員長 千保 一夫
オルガナイザー日原公大
趣 旨
2007作家・作品紹介
 鈴木 武右衛門
 芝田 典子
 モハメド マリオ
 バリー テ ファトゥ
 梶 滋
 片瀬 起一郎
 日原 公大
制作アシスタント
 飯村 直久
 花田 千絵
 石原 祐子
イベント
 オープニングパーティ
 与一まつり
 中学生美術教室
 子供テラコッタ教室
 親子鋳物教室

梶 滋   (日本)  2007

梶 滋
螺旋のゆらぎ
 植物、動物、人間、優れた絵画、音楽などあらゆる中に、ゆらぎが存在しています。自然界に存在するものは、時間の経過とともに変化します。この不規則な変化の予測からのズレが「ゆらぎ」 です。身近なものに風のそよぎ、小川のせせらぎ、星のまばたき、ホタルの光などがあります。このゆらぎは人間にとって心地が良いもので、周波数の大きさとパワーとの間に、反比例の関係があることから「1/f ゆらぎ」と呼ばれています。
 人間の脳波の中で、アルファ波という成分があります。これは、8〜13Hzの周波数を持っているのですが、ゆったりくつろいで、ボーッとしている時に、このアルファ波が現われます。アイデアが生まれるのもこの時期です。これは右脳が働き、潜在意識から情報がもたらされるといわれています。アルファ波の周波数のゆらぎが「1/f ゆらぎ」です。
 気温や天気もゆらいでいて、これらの影響を受けたものに、木の年輪があります。この作品は北山杉の年輪から「1/f ゆらぎ」を4本抽出し、コンピューターで数値化し、彫刻したものです。
 この作品は触ることを前提としていますので、北山杉の76年の成長過程「1/f ゆらぎ」を歩きながら、掌と指で確認していただくことが出来ます。


1951 兵庫県生まれ
1986 第10回神戸須磨離宮公園現代彫刻展 三重県立美術館賞受賞
1988 第11回神戸須磨離宮公園現代彫刻展 神戸市文化奨励賞受賞
1992 第13回神戸須磨離宮公園現代彫刻展 優秀賞受賞
1997 個展(グランドギャラリー 大阪)
2001 「DOMANI・明日」展2001参加(安田火災東郷青児美術館)
2004 四人の彫刻展(ギャラリーせいほう 銀座)

ニ紀会 委員


梶 滋
梶 滋
梶 滋

梶 滋

H=1,100mm W=3,200mm D=450mm
ファルカタ・スチールパイプ




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