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李 樹 弘 (イ・スウホン)
(大韓民国)2004
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かつて荘子は言った。道はそこにあるのではなく、人の往来が道をつくる。また、名は先ずあるのではなく、人が呼ぶことで、それは名になる。そしてまた、荘子はこうも言った。この世の全ては永却回帰の輪の中にあり、絶え間なく形を変えてゆく。それゆえ事の始まりと終わりを知ることは出来ない、と。
それは、私にも同じことが言えるだろう。私の作品において、それが自然に生まれたものか又、人工的に生み出されたものかは重要ではない。私の作品が視覚化されるその始まりは、積み重なる思考の層の表出である。しかしそれもまた、この世界を動かす回帰の輪の一部でしかありえないのである。 |
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1961
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韓国生まれ |
1984 |
弘益大学芸術学部彫刻科 卒業 |
1988〜99 |
個展10回 (ソウル・ニューヨーク) |
1989 |
弘益大学大学院 修了 |
1991 |
プラット大学大学院 修了 (ニューヨーク) |
1995 |
シュクナム芸術文化財団賞 受賞 (ソウル) |
1997 |
キムセジョン記念財団賞 受賞 (ソウル) |
2003 |
オープン2003 (ブルームーンスペース、イタリア リド市) |
2004 |
ビジュアルアートオリンピック2004 (アテネ) |
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2004野外プロジェクトフェスティバル (セジョンセンター、ソウル) |
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韓国・スペイン文化シンポジウム (スペイン彫刻公園、韓国 ) |
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H=750mm W=2,500mm D=3,100mm
樟
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