実行委員長 津久井富雄|那須野が原国際芸術シンポジウム

大田原市市長 那須野が原国際芸術シンポジウム実行委員会 会長 津久井 富雄


 那須野が原国際芸術シンポジウムは、広く市民の皆様に芸術鑑賞の機会を提供して、芸術の美しさや楽しさ、面白さを知っていただき、地域文化の発展に役立てようと、1997年から始まりました。開始当初は那須野が原彫刻シンポジウム、後に那須野が原国際彫刻シンポジウムと称しておりましたが、平成26年4月に旧両郷中学校を再利用した大田原市芸術文化研究所が開所したことに伴い、会場をふれあいの丘から同研究所に移し、招聘する芸術家の範囲に画家を加えたため、現在の名称に変更いたしました。
 会場となる芸術文化研究所は、大田原市の北東に位置する自然にあふれた環境の中にあるデザイン性に優れた施設です。そこに、セルビア共和国から画家を1名、台湾から石彫作家を1名、大韓民国から木彫作家を1名、国内の石彫作家・木彫作家を1名ずつ招聘し、さらに国内の画家、彫刻家計5名にご協力いただき、総勢10名で開催いたしました。

 今年は稀に見る酷暑に見舞われましたが、急激な夕立が起こることが少なく、近年では比較的多くの制作時間を確保できる年となりました。会場施設の知名度も年々上がり、期間中の来場者も前回と比べ徐々に増えており、作家との交流を楽しまれているようでした。
 期間中の定番イベントである参加作家の指導が受けられるワークショップは、「絵画教室」「彫刻教室」と銘打って2回開催しました。両日とも定員を満たす参加をいただき、市民各位の芸術に対する関心の高さを再確認いたしました。

 今回、作家の皆様に心を込めて制作していただいた作品は、これまで制作していただいた作品と同様に市内各所に設置し、本市の貴重な芸術財産として後世に引き継いでまいります。そして、それら作品が多くの皆様に親しまれ、愛されていくものと確信しております。

 結びに、当芸術シンポジウムの開催にあたり、ご指導、ご支援を賜りました関係各位に心から感謝を申し上げ、あいさつといたします。