実行委員長 津久井富雄|那須野が原国際芸術シンポジウム

大田原市市長 那須野が原国際芸術シンポジウム実行委員会 会長 津久井 富雄


 「那須野が原国際芸術シンポジウム」は、広く市民の皆様に芸術鑑賞の機会を提供して、芸術 の美しさ楽しさ、面白さを知っていただき、地域文化の発展に役立てようと、1997年に始まり今 年で19回を数えます。当初は「那須野が原彫刻シンポジウム」でしたが、後に「那須野が原国際 彫刻シンポジウム」に、そして平成26年4月には旧両郷中学校の校舎に「大田原市芸術文化研究 所」を開所して、ふれあいの丘から同研究所に会場を移し、さらに招聘する芸術家の範囲に画家 を加えたことから、現在の名称に変更いたしております。
 同研究所は、大田原市の北東に位置し、自然にあふれた環境の中にあるデザイン性に優れた施設です。今年度は、セルビア共 和国とフランスから石彫作家、韓国から画家、国内の木彫作家をそれぞれ1名ずつ招聘し、さらに国内外の画家、彫刻家計9名 にご協力いただき、総勢13名で開催いたしました。
 今年の夏は例年にない酷暑に見舞われましたが、幸い事故やケガなどもなく、公開制作を無事終えることが出来ました。また、 会場施設の知名度向上に伴い、期間中の来場者も年々増えており、来場された皆さんは、作家との交流を楽しんでおりました。  期間中に行われた造形ワークショップでは、子どもたちが作家と一緒に、石や木のかけらを使って思い思いに絵を描き、接着 して作品を作り上げ、完成した作品を大事そうに持ち帰る子どもたちの姿が、達成感に満ちてとても微笑ましい光景でした。
 作家の皆様に心を込めて制作していただいた作品は、これまで同様、市内各所に設置し、本市の貴重な芸術財産として後世に 引き継いでまいります。そして、これらの作品が多くの皆様に親しまれ、愛されていくものと願っております。
 結びに、当芸術シンポジウムの開催にあたり、ご指導、ご支援を承りました関係者の皆様に心から感謝を申し上げ、挨拶と致 します。